甘夏と夏みかん
2006年 04月 17日
「夏みかん」はあまり見かけません。(ここ数年は皆無)
地元(大分)では、「甘夏」が主流で、袋詰めでドカンと置いてあります。
「すっぱさ」のせいか、ポンカンなどと比べ、あわれな扱いも多いのですが・・・
「甘味」も重要なファクターです。
風曜日では、必ず味わっておいしいものを使いますが、基準は「爽やかさ&しっかりした甘味」です。
もともと「甘夏」は「夏みかん」の突然変異種らしいです。
この突然変異という奴は、ままあることらしく、「ネーブルオレンジ」も突然変異と聞いております。今では「甘夏」が主流です。
感覚的には、「甘夏」が「初夏の訪れ」(食べる機会が多い)、「夏みかん」はちょっとしたお話に登場するイメージです。
純文学では、梶井基次郎の「檸檬」が有名ですね。「丸善」では、檸檬を置いていく方が毎年結構いるようですよ。
by kaze-youbi | 2006-04-17 20:11